三味線といえば、敷居の高い感じですが、
意外にもロックのように
ダイナミックで迫力ある音色を奏でます。
ときには現代曲も演奏し、
親しみやすい楽器。
演奏をきけば、
一瞬で虜になること間違いなし!
津軽三味線をもっと身近に感じてほしい。
三味線の和の音色で日々の生活に彩りを。
ようこそ、津軽三味線の世界へ。
三味線の魅惑的な技法について紹介します。
打土井拓さんに弾いていただきました。
津軽三味線独自のメリハリのある音にする奏法
津軽三味線独自のメリハリのある音にする奏法
バチが胴の前側にあるときは小さな音、後ろ側にあるときは大きな音が出ます。
前後の位置が変わると、皮にあたるときの音も変化することにも注目です!
いかに小さな音を出すかが鍵になる奏法
いかに小さな音を出すかが鍵になる奏法
消音効果のためにバチを糸に当てるときに、右手親指を糸に触れます。
また、糸の振動を本体に伝える役割をする駒に小指を当てることで消音効果を高め、澄んだ音色にします。
三味線ならではの曖昧な音を利用した技法
三味線ならではの曖昧な音を利用した技法
糸に対して左手を並行に揺らすことで、ビブラートをかけるように音を響かせたり、三味線らしいうねりのある音を表現します。
盛り上がりを表現する技法
盛り上がりを表現する技法
主に津軽三味線の代表と言える「津軽じょんがら節」の曲弾きのクライマックスでよく使われます。
奏者さんによって表現方法が異なるのも魅力的です!
室町時代、
中国より三弦(サンシエン)が伝来
蛇皮で作られ
比較的小さめの三味線
沖縄では三線として親しまれる
16世紀末、
琉球王国と日本の貿易により堺へ
琵琶法師たちにより、
バチと三味線の
形、大きさ、材質などが
改良される
北前船により西日本から東北地方へ
より大きい音が出るように、
胴は大きなものへ
より早く弾けるように
バチは小さなものへ
大阪にあるつるや楽器さんでは、
ワンコインで1〜2時間の
三味線体験をすることができます。
初めて触る方も
是非気軽に訪れてみてください!
このサイトを作成するにあたり、
下記の方々にご尽力またご協力いただきました。
心よりお礼申し上げます。
打土井 拓さん
つるや楽器さん